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2008.04.25 (Fri)

番外編 3

大○製薬が発売して40年以上の超ロングセラー商品”リポ○タン”、既に200億本以上が日本人に飲まれているとの旨。このリポ○タンの海外での漢字(中国語)名称はバラバラであったのである。
そして結果的にこのバラバラブランド戦略が海外において対競合品との戦いに残念な結果を招いたのであろう。この対競合品との戦いに付いては、また別の機会にて論じてみたい。
では、昨日までの続きを進めよう!

1965年 タイ国発売 ⇒ 英文(LIPOVITAN-D) 漢字(力保精) 日本語(なし)
1969年 香港発売  ⇒ 英文(LIBOGEN) 漢字(力保健) 日本語(リポ○タン-D)
1972年 シンガポール発売 ⇒ 英文(LIVITA) 漢字(利必大) 日本語リポ○タンD)
1986年 台湾発売  ⇒ 英文 (LIPOVITAN-D) 漢字(力保美達) 日本語(リポ○タン-D)
1998年 中国発売  ⇒ 英文(なし) 漢字(力保美達⇒力保健) 日本語(リポ○タン)

なんと!! シンガポールで発売されているリポ○タンの漢字名称は”利必大”と記されていたのである。 既に発売済の力保精でもなく、力保健でもなく 新たな漢字=中国語の商品が出された。
同時に従来の英文名を”LIVITA”と変更もしており、確かに日本語ではリポ○タンと標記はしているものの英文名の変更も行ったいたのである。

sing_01.jpg



”利必大”は英文名”LIVITA”への変更に伴い創られた当て字と思われるが、”利”益が”必”要で”大”きく育てる(販売)の意味を持って創られたのではと考えられる。
しかしである、ならばこの”利=LI=リ”が何故に以降の台湾や中国で使用されなかったのであろうか? 逆に言えば、既に販売されていた香港での”力=LI”ではなかったのだろうか?

繰り返すようだが、リポ○タンの海外における漢字名は、4種類になったのである。
タイ国:力保精・香港:力保健・台湾:力保美達・中国:力保健・シンガポール:利必大

比較対象として”ポカリスエット”を見てみると中国名は、”宝鉱力水特”と記されている。この商品も日本以外の国々で売られており既にブランドとして確立された日本を代表する商品である。当然中国や台湾、香港等の中国語圏でも多く売れているが、全て統一された中国語名称である。

2008年春の台湾大統領選挙において国民党の馬氏が当選し、今後は国民党主導の政策が台湾では行なわれるようである。その目玉が台湾と中国各都市間の直通フライト運行であり、既にこの7月には始まるとの噂も出ている。中国13億の国民が台湾へ直接のフライトで観光旅行をした場合、そこで目にするものは何なのだろうか? 台湾だけでなく中国の消費者が世界へ向けて出て行く日はもう目の前に来ているのである。

商品名の世界ブランド化の中で中国語標記が統一されていない商品を持つ企業は淘汰されるのではないだろうか。リポ○タンよ永遠なり!




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2008.04.24 (Thu)

番外編 2

lipovitan-d.jpg


この写真はリポ○タンのタイで生産販売されている商品である。
タイに於いてはリポ○タンの歴史は古く、タイの誰もが知る知名度の高い商品であり、日本以外で最も多くの数量が飲まれている場所である。一時は年間8千万本とか1億本とか言われており、大○製薬の海外における先駆者でもあるタイ製リポ○タンである。
この商品ラベルをじっくりとご覧願いたい。当然ながらタイ語で標記されているなかで、唯一漢字が含まれているのである。
これが解らない謎である。  ”力保精”  この3文字がラベル下の中央に書かれているのである。
では、そのラベルを拡大してみることにする。


lipo1.jpg


既にリポ○タンの中国における商品名”力保健”に変更の経緯は記しているが、このタイ製リポ○タンの販売は、1965年と確認しており、この時点では、漢字=中国語名称=華僑をターゲット ”力保精”が商品ブランドとして確立していたのである。
ちなみに香港では1969年に力保健の商品名、台湾では1986年に力保美達の商品名、そして中国では、繰り返すようだが1年間で商品名を力保美達から力保健へ変更(1998年~1999年)。

要するに東南アジアの狭い地域の中で、大○製薬は3種類の中国語(漢字)名称のリポ○タンを販売しているのである。
ブランド構築のマーケの中では、商品名は最重要な課題であり、この商品名により消費者との接点を図り企業イメージを作っていくのが一般的であるのだが。大変珍しいケースであるリポ○タンの海外戦略である。

ここでフトある疑問が浮かんできたのである。 中国語若しくは漢字を使用している国でリポ○タンを販売している国は他にはあるのだろうか?

在ったのである! それは”シンガポール”である。シンガポールは狭い国土ながら急速な経済発展を遂げておりその過程の中でリポ○タンも販売されていたのである。
そして、シンガポールにおけるリポ○タンの商品名は、タイの力保精なのか? 台湾の力保美達なのか? 若しくは香港や中国の力保健なのか? この3種類以外の名称なのか?

番外編 3 に続く

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2008.04.23 (Wed)

リポ○タン-番外編

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番外編 1

リポ○タンは、ご存知日本の生んだ健康ドリンクであり、既に発売されて半世紀近くが過ぎようとしている。海外でも生産されており、リポ○タンの海外工場は、台湾・フィリピン・インドネシア・マレーシア・ベトナム・中国上海等であり、発売されている国は。前述の国以外にも中近東やイギリス・イタリアそして米国と世界中で売られているのである。
但し、唯一販売していない国があったのである。 ⇒ 謎 それが隣国韓国である。
韓国ドリンク剤の代表がこのバッカスDである。生産販売元は東亜製薬。見ての通り瓶の形から容量そして歯車マーク更に付け加えれば”D”もリポ○タンと同じである。
このバッカスDの販売も既に40年の歴史があり、同様に東南アジアを中心に海外でも売られている。

リポ○タンが先かバッカスが先かを問う事はしないが、リポ○タンが唯一韓国で売られていない理由がここにあったと思われる。尚、正式な販売は、リポ○タン:1962年・バッカス:1963年であり、僅か1年間であるがリポ○タンが先に上市している。

因みに東南アジアでのリポ○タンの発売上市は、以下の通りである。
タイ:1965年・香港:1969年・マレーシア/シンガポール1972年・フィリピン1973年・インドネシア1979年・ベトナム1996年・中国1998年。

 

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2008.04.22 (Tue)

力保美達の謎-4

力保美達:リーバオメイダー これが中国語発音である。

力 ⇒ 利益の利と同じ発音  リー
保 ⇒ 薄いの薄と同じ発音  バオ
美 ⇒ 没と同じ発音      メイ
達 ⇒ 同じ            ダー

”利益が薄く、目的に達しない” ⇒ 利薄没達 

これが、リポ○タンの商品名を中国にて1年間で変更し最終的に”力保健”に変更した理由なのでないかと考える。商売をする上で、利益の追求は当然の事であり、商品のネーミング、特に中国圏においての漢字表記には充分な注意が必要なのであろう。
繰り返すが、僅か1年間だけ中国にて使用した力保美達の2年目以降の販売は、上海以外に広州や北京そして中国東北地区の大連等々で上市し”力保健”ブランドとして大成功を収めたと聞いている。

大○製薬は、台湾でのリポ○タンの経験を活かして、中国では”力保健”のブランドに変更した。

中国圏におけるブランド構築は難しいものである。

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2008.04.21 (Mon)

力保美達の謎-3

likbokin.jpg


別の角度から検証してみよう。それは、既に販売されて20年以上も経過している台湾市場の現状である。台湾における販売上市の時期は、1986年であり、同年には台湾の薬品許可も取得している。当然ながら薬品許可=薬品=薬局の図式にて販売は薬局のみである。当時はテレビ宣伝も含めて大規模な宣伝販促も実施しており販売数量も大きな数字であった。
ここで強調したいのが”あった”である。競合も無く大きな資金投下により当時は珍しいONLYエナジードリンクとして日本同様に各薬局に冷蔵ストッカーを配置しての販売方法は無敵であったのである。
しかしその後は地元メーカーの参入や紅牛の販売強化等々により販売本数が落ち込んで行き、本数の減に伴い宣伝広告も無くなっていったのである。
2008年現在、台湾全土には数千イヤ数万のコンビニエンスストアーが乱立しており、そこには残念ながら力保美達は配荷されていない状況であり、場末の薬局に細々と置かれているのである。

繰り返すようだが、大○製薬のリポ○タンは今でも日本で年間億単位の本数で売られており40年以上の歴史ある商品である。更に今では東南アジアを中心に何処でも売られているエナジードリンクである。その対外国進出の第一号が台湾であったのである。その台湾の力保美達の末路が---。

そろそろ本格的に謎を解きたい! 

そしてそのヒントはこの台湾にあったのであろう。それは商品名の”力保美達”ネーミングである。

中国語名”力保美達”を日本語で読むと”リホビダ”でありなんとなくリポ○タンをイメージする。
力はパワーをイメージでき、保は健康をイメージ、そして美は正に美しさであり、達は、パワーと健康と美を達成出来る言葉である。
商品としての中国語ネーミングとしては企業イメージを含めて満点ではなかったのだろうか?

更に続く

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